FUKUSHI TAINAKA
田井中 福司
ジャズドラマー
Fukushi Tainaka Fine Trading with Arnett Cobb at 7:00 - I Got Rhythm - 1986
名ドラム奏者、田井中福司は同世代の日本人ジャズミュージシャンの中で最も有名な一人であり、国際的なジャズシーンで最も引っ張りだこのドラマーの一人です。伝説のアルトサックス奏者ルー・ドナルドソンのグループに長年所属していた福司は、トランペットの伝説ディジー・ジャレスピー、ビル・ハードマン、ウッディ・ショウ、ギタリストのジョージ・ベンソン、ランディ・ジョンストン、ピアニストのチャンピアン・フルトン、ベニー・グリーン、バリー・ハリス、ジュニア・マンス、オルガン奏者のドクター・ロニー・スミス、ジミー・マクグリフなど、数え切れないほどの著名なジャズアーティストと共演してきました。 ビッグ・ジョン・パットン、アキコ・ツルガ、パット・ビアンキ、カイル・コーラー。サックス奏者のアーネット・コブ、ジュニア・クック、ケニー・ギャレット、ジミー・ヒース、ジェームス・ムーディ、デヴィッド・“ファットヘッド”・ニューマン、フランク・ウェス。
福司は過去20年間、バードランド、ブルーノート、ファットキャット、スモールズ、スモーク、ヴィレッジヴァンガード(ブラックダック、ファットチューズデイズ、ガレージ、スウィートバジル、ヴィレッジゲートなどの現在は閉店しているクラブも含む)など、ニューヨークのほとんどのジャズ会場で演奏してきたほか、世界中の主要なコンサートホール、ジャズクラブ、フェスティバルでも演奏してきた。福司が出演したジャズフェスティバルには、ニューヨークの名高いJVCジャズフェスティバル、リンカーンセンターアウトドア、チャーリーパーカージャズフェスティバル、ニューオーリンズジャズフェスト、フィラデルフィアジャズフェスティバル、ケープメイジャズフェスティバル、アイオワジャズワークショップ、トロントとモントリオールのジャズフェスティバル、さらにヨーロッパと日本の主要ジャズフェスティバルがある。
福司は1980年代初めから、自身のグループ、高名なピアニスト横山静子のトリオ、ルー・ドナルドソンや他のジャズ界の巨匠たちと、年に3回も日本ツアーを行っている。80年代半ばからは、ルー・ドナルドソンと年に2回ヨーロッパツアーも行っており、ヨーロッパ諸国のジャズクラブやフェスティバルに出演している。レコーディング歴には、ルー・ドナルドソンとの2枚のヒットCDがあり、長年の音楽パートナーである横山静子のアルバム「To My Mother」にも参加しているほか、日本の様々なジャズレーベルから数十枚のレコーディングを行っている。福司は1976年に日本でプロのジャズドラマーになった。